行事

盂蘭盆会(うらぼんえ)

7月15日に近い日曜日

先祖の霊を迎えて祭る祖霊祭りです。お盆の行事の中心の日は十五日ですが、お盆の始まりは一日であったり七日であったり、最近では十三日になったりしてい ます。 それぞれ色々な教えや考え方が反映されています。七日盆という言葉もあり、七日からお盆の行事が始まる地方も多くあります。昔は祖霊祭りの前七日 間は祖霊を迎えるために厳重な物忌みをしなければなりませんでした。七日は七夕の星祭りというよりも、お盆行事の中でけがれや災厄をはらう禊の日であった ようです。
ご家庭では、精霊棚を飾り、瓜、ナス、麺、饅頭、餅を供え、ご先祖様や普段供養を受けていないであろう無縁さまの供養を行います。

 
焼香
  
盂蘭盆会法話

彼岸会(ひがんえ)

春分の日 ・ 秋分の日

彼岸(ひがん)とは、煩悩を脱した悟りの境地のことで、煩悩や迷いに満ちたこの世をこちら側の岸「此岸」(しがん)と言うのに対して、向う側の岸「彼岸」という。「彼岸会(ひがんえ)」は、春分・秋分を中日とし前後各3日を合わせた7日間のこと。春分と秋分は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので、西方に沈む太陽を礼拝し、遙か彼方の極楽浄土に思いをはせたのが彼岸の始まりであるとされます。
暦の上では最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」なお、地方によっては最後の日を「はしりくち」という地方もある。中日に先祖に感謝 し、残る6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目、六波羅密(ろくはらみつ)を1日に1つずつ修めるためとされている。六波羅密とは 布施波羅密 (相手の気持ちになって、心や物を施す)・持戒波羅密(約束や規則をまもる)・忍辱波羅密(腹を立てない)・精進波羅密(やるべきことを一生懸命行 う。)・禅定波羅密(心を落ち着ける)・知慧波羅密(獲得した智慧をはたらかせる)をいい、人生をより良く生きための教えです。 御先祖様の供養をするとき、自分に頂戴した命の尊さを思い、尊い命に見合う生き方とはどんな生き方なのかを考えてみましょう。

 
お釈迦様

大施餓鬼会(だいせがきえ)

毎年 5月5日(令和7年より日程を変更しました)

施餓鬼、つまり餓鬼に供養(施しを)し、その絶大なる功徳により施主の長生きを祈るという法要です。さらに餓鬼道にあって苦しむ一切の亡者に食べ物を施し、仏説救抜焔口餓鬼陀羅尼経により供養し、餓鬼を救う事のによって積むことが出来た功徳を、ご先 祖様、先に亡くなられた仏様に回らし向ける(回向する)という法要です。
餓鬼道に落ちて苦しんでいる亡者が口にしようとするものは忽ち炎と化し、何一つ食べることが出来ず飢えの苦しみにある。この飢えの苦しみには限界がなく、自分の力ではこの苦しみから脱することが出来ないと言われてる。「生前に嫉妬深かったり、物惜しみやむさぼる行為が甚だしかっ た者が赴く場所である」とされています。
私たちは、普段自分中心の生き方をしてしまいがちですが、思いもよらない霊や餓鬼にに供養するという慈悲の実践を通じて生き方を見直していく事が大切です。
各寺院では、多くの僧侶を招いて皆様の浄財で食供養をし、更に功徳を積むという一大法要です。
(僧侶方にはお弁当を持って行ってもらいます。)

大施餓鬼会法要

坐禅会(予約制)

圓通寺の坐禅会に参加される方は事前にお申し込みをお願いします。当日は、必ず集合時間にはおいで下さい。集合時間より、圓通寺での坐禅会の作法などの説明を致します。
時間厳守でお願いします。皆様の迷惑となりますので遅刻しての参加はできません。
また、発熱、咳の出る方の参加はお断りします(静寂を保てない方はお断りしています。)

日時  令和6年 12月 8日(日曜日)成道会、14日(土曜日)、21日(土曜日) 
    
 集合時間 16時15分頃までにお願いします。
  止 静(坐禅開始) 16時30分
  放 禅(坐禅終了) 17時30分頃
会費   500円以上
定員  15名 
予約 毎回、必ずメールにて予約をお願いします。メールには住所・氏名・連絡先を記入してください。
こちらからの返信(Gmail)を受けられるアドレスでお願いします。
お断りする場合もございますので必ず連絡先(電話・メールアドレス)をお願いします。
電話 03-3622-7045
メール こちらのメールフォームよりご連絡ください。
服装 自由
足を組みやすければどのような服装でも結構ですが、靴下を脱いで行います。
女性は短いスカート、ストッキングは不適です。
注意 押上2丁目に天台宗の圓通寺さんが有ります。曹洞宗 圓通寺は向島3-11-6ですので、住所を確認してお越しください。
 
 
 
  
 
  
坐禅