圓通寺について

施設紹介

圓通寺本堂は1990年に原尚氏のコンクリートによる石窟寺院をイメージした設計により、斬新な姿ど竣工した。本堂内部は極めてシンプルで、広々とした空間で仏と向き合い、法要、坐禅、各種の催しが行える設計となっている。地下に室内墓地があり、有森正氏による天井画と仏画が描かれている。

本堂外観

本堂は、設計株式会社原尚設計事務所、施工株式会社岩本組で1990年に竣工しました。都会に立地した限られた敷地内での斬新なコンクリートによる寺院は、建築雑誌などにも取り上げられるなど注目を集めました。

圓通寺本堂

本堂ライトアップ

本堂が完成した折に、撮影用に夜間ライトアップした写真です。もちろん、電力需要がひっ迫する以前から、夜間にライトアップなどはしていません。通常は最低限の照明となっています。夜間にコンサートやイベントなどを催すときはこうした姿で見えることになります。

夜の本堂

本堂内部

コンクリートと畳の広々とした空間は、寺院特有の華美な装飾を極力抑えていいます。自然光の取り入れと光背の金箔により、御本尊が自ら光を放たれているような印象を受けられると思います。
シンプルな空間は、御法要や坐禅会のほかにもコンサートなどの催しにも活躍します。

本堂内部

和室

法事や葬儀の際の控室として和室が用意されています。久しぶりに顔を合わせられたご親族やご友人との語らいの場としてご利用いただけます。

和室

天井画・壁画

圓通寺墓地の天井、壁面には現代美術作家(有森正)による仏画が描かれています。天井は梁に区切られて、大きな4画面と小さな4画面の計8画面に絢爛たる仏の世界を現出しています。 壁面には、54体の仏と蓮の花などが描かれております。

天井画・壁画の詳細はこちら

天井第2面

須弥壇・本尊

圓通寺のご本尊は観音菩薩で、正しくは観世音菩薩、観自在菩薩といいます。多くの寺院にある内陣の装飾は極力抑えられ、御本尊をはじめてとする諸仏の静謐なお姿を拝することができます。

本尊

洋室

洋室は行事等のお打ち合わせなどに使用しています。

洋室

駐車場

本堂西側に隣接して駐車場があります。安心してお車での参拝をしていただけます。駐車できる台数に限りがありますので、御法事などで、多数の車でお越しの際は、必ずお知らせください。

イラスト